事業内容

地方創生・スマートシティ推進事業

地方創生・スマートシティ推進事業

遠隔教育を起点に、地域から世界の問題を解く

都心部以外の地域には少子高齢化の早期顕在化と、それによる様々な弊害が生まれています。
しかし多くの独自資産や文化を持ちうる地域には、世界の課題を解決しうる可能性が秘められていると私たちは考えています。
同事業では、遠隔教育による人づくりを起点に、地域の方々と共にずっと存続しうる「未来の地域」をつくること、そしてそれによる「日本・世界の課題解決」を推進していくことを目指しています。

挑むのは、社会性と経済性の高度な両立

鹿児島県 奄美大島との包括協定

鹿児島県にある離島、奄美大島内の5市町村(奄美市・大和村・宇検村・瀬戸内町・龍郷町)と2021年に地方創生推進の包括的パートナーシップ協定を締結しました。
Schooサービスを中心とする遠隔教育の全島普及と活用、その先にある産業のDXや次代への正統な文化継承を全社を挙げて支援しています。

全島民へのSchooサービス提供
CASE 1

全島民へのSchooサービス提供

奄美大島全島民約6万人がSchooサービスを利用できるように整備を進めています。
市役所経由での個人アカウント提供、島内法人の研修利用促進をはじめとして、市営コワーキングスペースでの定期的な勉強会も開催しています。
デジタルスキルを中心に島民の学習支援を行うことで、産業のDXや、これまでになかった一人ひとりの選択肢の拡大を目指しています。

島内専門学校でのSchoo活用
CASE 2

島内専門学校でのSchoo活用

島内にある奄美情報処理専門学校・奄美看護福祉専門学校にて、
学生のSchooサービス利用促進と、授業への補強教材利用を行っています。
授業で学んだ内容の更なる学習定着化を図るだけではなく、
同専門学校では習得できないスキル・知識の学習環境を整備することで、
地理的制約を超える高等教育の実現を目指しています。

行政・企業の枠を超えた集合研修の実施
CASE 3

行政・企業の枠を超えた集合研修の実施

5市町村の役所職員及び、島内企業の若手社員(1〜3年次)約60人がSchooのオンライン学習サービスを用いて研修を4日間実施しました。
研修の初日と最終日には実際に会場に集まり(奄美市・瀬戸内町会場の2拠点)オンライン学習のほかグループワークも実施。
研修によるスキルの習得だけでなく、行政と企業、自治体ごとの垣根を超えたコミュニティの形成を支援しています。


全国27自治体との提携施策

2015年に福岡市・千葉市と始まったSchooの地方創生に向けた取り組みは、2022年現在27自治体との提携へと拡大しました。
地域それぞれの魅力や課題、これからのビジョンに合わせて、様々な実証実験や取り組みを推進しています。

山口市と共につくるデジタルが学べる市民学校
CASE 1

山口市と共につくるデジタルが学べる市民学校

2021年より同市との連携事業として、学び合いコミュニティ『Schoo in Yamaguchi』を企画・運営しています。
同市が運営するKDDI維新ホールにて、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型スクールを開講。
来たるSociety5.0・DXの時代に向けて、市民の方々が無料でデジタルスキルを習得する場を提供しています。

千葉市生涯学習センターでのサービス提供
CASE 2

千葉市生涯学習センターでのサービス提供

2015年より同市との連携事業として、生涯学習センターにSchooサービスを提供しています。訪れた市民の方は無料でSchooを利用することが可能です。オンラインでの動画学習を通して、就労・起業・キャリアアップにつながる学習機会を提供し、地域経済及び産業を支える人材の育成を支援しています。

離島をつなぐ生放送コミュニティ
CASE 3

離島をつなぐ生放送コミュニティ

近しい課題を持つ離島にある自治体同士をつないだ生放送授業を実施。
離島の自治体職員向け授業「離島の魅力の高め方・伝え方」では15の離島自治体が参加し、共に交流しながら広報・マーケティング・コミュニティデザインについて学習しました。
学習を通じた離島自治体コミュニティを形成し、つながりながら共に課題に取り組んでいく未来を目指しています。