新型コロナウィルスが蔓延するマクロ環境下での資金調達だったために、投資家の方々はどのような反応をされるのか見えないところがあり、その点を少し懸念していました。将来のIPOの規模感を見据えて、投資家の方々がどのように弊社を見ているのかを知る意味でも、今回は広く投資家さんにお声がけし、プレゼンテーションの機会を持ちました。国内VC・CVCの方々はもちろん、国内・海外の機関投資家の方々ともコミュニケーションを取らせていただきましたが、ほとんどの投資家さんがスクーをSaaS企業として評価してくださりました。
想定より多くの投資家さんより申し込みをいただきましたが、もともと調達必要金額が多くなかったこともあり、結果的に今回のラウンドではお断りせざるを得なかった投資家の皆様にはご迷惑おかけしてしまい申し訳なく思います。
私はスクーの事業上の優位性を、創業以来10年間で積み上げてきた、会員数、授業数、先生数、アライアンス先等のアセットにあると考えています。実名登録会員数は66万人、授業数は約7,300と類似企業を圧倒しています。また弊社のサービスに価値を長い間感じてくださるロイヤルカスタマーにより低い離脱率を維持しています。
今回の資金調達を通して、これまで愚直に『世の中から卒業をなくす』というミッションを追求し長年にわたり積み上げてきたストックが、投資家の皆様に正当に評価されていると確認できました。創業以来スクーが目指してきたことを受け入れてもらえたということでもあり、何より嬉しかったです。