「やりたいことがない」新卒ディレクターの話 ディレクター 中野弘大 | 株式会社 Schoo(スクー)
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Schoo Members #Director

「やりたいことがない」からできること
ディレクター 中野 弘大

中野 弘大 ディレクター

2017年新卒でSchooに入社。ラーニングデザインユニット ディレクター。年間160本以上の授業の企画を担当。「暗記しない歴史のハナシ」「僕らの哲学座談会」等の人気シリーズ授業のほか仮想通貨領域の授業を多く担当する。

Schooでは365日毎日生放送授業を配信しています。今回は2017年4月に新卒としてSchooに入社し、授業の企画を行うディレクターとなった中野弘大のインタビューです。
入社して1年経った感想を求めると、「やりたいことが分からなくなりました(笑)」と話しはじめました・・・

「社会と気が合わない」と割り切った

「人生を残さず食べる」サークル

学生時代、僕はとにかくやりたいことがなかったんです。
このままじゃ就活できないと焦った僕は、「やりたいことがないなら片っ端からやっちゃおう」と
あらゆることの「100点満点中60点ぐらい」をざっくり知るサークルを作りました。

いつかやりたいことにぶつかると信じて、「人生を残さず食べる」をコンセプトに、
たとえば「生け花の60点」とか「コーヒーの60点」など30個ほどの「60点」に挑戦しました。

しかし大学4年生になってもどれもピンと来ず…
モラトリアムのまま就活に突入してしまいました(笑)

その頃大学の友人に、「『人生を残さず食べるサークル』の考え方に近そうなサービスがある」と教えてもらい出会ったのがSchooです。

働きながら、自分と社会の接点を見つけたい

Schooのディレクターは、沢山の専門家とお仕事をします。
僕は2017年の4月に入社して以来、「ブロックチェーン」の授業から「デザイン」の授業まで、幅広い分野を担当しました。

様々ジャンルの授業を担当してきた僕がどうなったかというと…自分が何をやりたいか分からなくなりました(笑)。

なんというか、モラトリアムをこじらせたというか、「社会と気が合わないなぁ」と感じています。
この1年で「何かをしたい」的な欲望がすぅっと消えて行きました(笑)

だからこそ、Schooディレクターは僕の天職だと感じています。
ディレクターとして新しいテーマを担当する度に「これなんてどうでしょう?」と自分へ提案し続けられるからです。そうして、自分と社会の接点を少しずつ探れたらいいなと思っています。

「やりたいことがない」から

月12本以上の生放送

入社してからはSchooで放送されるコンテンツの企画を行う、ラーニングデザインユニットというユニットでディレクターをしています。

企画ディレクターは編成で決まった大きな方針をもとに、分野別や各ディレクターの得意領域に応じて担当を分担して企画します。大体月12本以上企画を作り、放送しています。

これまでに「暗記しない歴史のハナシ」や「僕らの哲学座談会」などをシリーズで担当してきました。最近では仮想通貨領域の授業を担当しています。

「○○したい」の背景を想像する

企画ディレクターは、企画そのものに加えて、ご登壇頂く先生への出演交渉や当日の進行台本の作成を行います。企画をするうえで重要なことは、受講生の欲求の背景まで想像することです。

たとえば「デキるビジネスマンになりたい!」と考えている受講生に向けて、「プレゼンテーション」などオフィスで実践できる授業だけでなく、読書術の授業を開講してみようかな?とか、生き方の授業もいいかもとさまざまな角度から企画を考えています。
「やりたいことがない」僕だからこそ、フラットに企画できる気がしています。

一方で普段「やりたいことがない」僕が、「何かしたい」って時はよっぽどのことなので、
強烈な企画のネタになったりもします(笑)

そう言った意味で、案外自分は企画職に向いているなと最近思い始めています。

道をつくる

プロが話しやすい環境をつくる

入社から1年で160本以上の授業を作ってきました。
授業内容はすべてを僕が作るのではなく、登壇される先生と一緒に考えます。

そのときのポイントはー
・授業のターゲットはどんな人か
・授業のゴールはどこか
ーを先生と一緒に設定することです。

これをもとに各先生に、授業中に掲出する資料の作成を依頼し、当日の放送を迎えます。
ですので僕がやっていることはあくまで、「授業をつくる」というよりも、「先生が授業をできるように道をつくること」かなと思っています。

本を手にとる人を見る

毎月12本以上企画をするので「自分の引き出し」だけでは追いつきません。
そんなときは本屋に行くんです。

本屋へ行く理由は、「ネタ探し」の意味合いもありますが、それではすでに「書籍」というかたちになったものを、なぞるだけになってしまいます。

僕が見ているのは、「その本をどんな人が手にとっているか」です。
授業のターゲットを考える際に、そうした本を手にとっている人を思い浮かべています。

答えが無いから

どう生きるか?という問い

今は仮想通貨に関連するコンテンツを担当することが多くなっていますが、
これまで歴史、哲学、デザインに関する授業を担当することが多くありました。

それぞれ異なる授業ではあるものの、先生と一緒に企画をしていくと、「どの分野も突き詰めると同じ問いに当たるな」と感じるようになりました。

結局は「どう生きるか?」ということに関連する集約されているように思います。
それぞれ違う道筋から「どう生きるか?」という答えの無い問いにアプローチしているんです。
だから「自分がどうしたいか」が分からなくなってしまったのかもしれません(笑)。

したい企画、できる企画、すべき企画

学生のときは、やりたいこともないし、なんて可哀想なヤツだと自分を卑下していた節もありました。しかしSchooの授業を企画する中で、自分を見つめ、沢山のプロフェッショナルと出逢い、

沢山の受講生の声を聞いて、大きな心境の変化が生まれています。

社会と気が合わない僕だからこそ、したい企画があるし、できる企画があるし、すべき企画があると考えています。