最後に、ユーザーの「学び意欲の非連続の壁」です。
誰にでも学ぶ意欲の波というものがあります。
何かを「学びたい」という意欲を継続し続けることはなかなか難しいものです。
どうしても仕事やプライベートで忙しくなってくると、つい学びは後回しにしてしまったり、やめてしまったりします。
また、何かを学びたいと思うタイミングは人それぞれで、学びたい内容や度合いも1人の人であっても時と場合によって変わり続けます。
つまり、我々は利用していただける人を増やしていくためには、この「断続的」で、かつ「個別性」「変動性」が高い学びの特性を理解しながら、適切にコミュニケーションの設計をする必要があるのです。そこで、我々はユーザの皆様と「始まりはライトに、その後は長く」の関係を作れるように設計をしています。
まず利用してもらいやすくなるように、生放送は無料、アーカイブもお試し受講や登録後1時間は無料にするなどのしかけを用意しています。
Webマーケティングでも、意欲の「個別性」と「変動性」の特性を意識し、多様な授業や先生の切り口での訴求や、ロングテールでの検索からの流入、ソーシャルなどでの持続的な訴求などを行っています。
また利用後は、メルマガやブラウザ・アプリPush、「KARTE」というツールを使った細かいサイト上でのコミュニケーション施策の検討と実行しています。
最終的には、ユーザ1人1人にあったコミュニケーション設計をしていく必要があり、まだまだ手法の開発や改善の白地があると感じています。